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解体工事施工技士は未経験だときつい?稼げる現実と落とし穴

解体工事施工技士、気になってるよね?

「建設業界は人手不足だから稼げる」「国家資格だから安定」そんな話を聞いて、未経験でもいけるんじゃないかって調べてるんだと思う。でも、同時に不安もあるはず。「40代未経験でも大丈夫?」「体力的にきついんじゃないか?」「資格取っても現場で使えなかったらどうしよう」って。

正直に言う。解体工事施工技士は、確かに稼げる資格の一つだ。でも、「取れば即安泰」みたいな魔法の資格じゃない。未経験からだと、正直きつい部分もある。体力、知識、人間関係。どれも甘くない。

俺は建設業界で15年働いてきて、解体工事施工技士を持ってる同僚や、逆に資格は持ってないけど現場で活躍してる人もたくさん見てきた。その経験から、綺麗事抜きで本音を書く。

資格スクールのサイトみたいに「誰でも簡単に稼げます!」なんて嘘は言わない。でも、「現実を知った上でも挑戦したい」って人には、確実に武器になる資格だとも思ってる。

この記事では、解体工事施工技士のリアルな現場、稼げる人と稼げない人の違い、未経験から取るなら知っておくべきことを、包み隠さず書いていく。

読み終わったら、あなた自身で判断できる材料が揃ってるはずだ。

解体工事施工技士の現場、マジでどうなの?

まず、解体工事施工技士って何をする資格なのか、ざっくり説明する。

解体工事施工技士は、建設業法で定められた国家資格で、一定規模以上の解体工事を行う業者には、この資格を持った技術者を置くことが義務付けられてる。いわゆる「必置資格」ってやつだ。

俺の知り合いに、45歳で未経験から解体業に転職して、3年後に解体工事施工技士を取った人がいる。彼の話を聞くと、現場のリアルが見えてくる。

「最初の1年は地獄だった」って彼は言ってた。

まず、体力がキツい。解体現場は、重機を使うとはいえ、手作業も多い。瓦礫の運搬、鉄筋の切断、産業廃棄物の分別。夏は40度近い炎天下、冬は凍えるような寒さの中での作業。40代の体には正直、相当こたえたらしい。

次に、安全管理が超シビア。解体工事は、建設業の中でも特に事故が多い分野だ。倒壊、落下、粉塵、騒音。リスクだらけ。資格勉強で学ぶ安全管理の知識は、現場では命に直結する。「知識があるだけじゃダメで、常に気を張ってないと事故る」って彼は何度も言ってた。

さらに、人間関係も大変。解体業界は、昔ながらの体育会系な現場も多い。年下の先輩に怒鳴られることもあるし、未経験だと「使えねえ」って露骨に言われることもある。メンタルが弱いと、資格以前に現場に馴染めずに辞めていく人も多い。

ただ、彼が言うには「最初のキツい時期を乗り越えれば、見える景色が変わる」とのこと。

資格を取って主任技術者になってからは、現場の責任者として采配を振るえる。給料も上がったし、何より「この現場を安全に終わらせる」っていう達成感が半端ないらしい。

でも、これはあくまで「乗り越えた人」の話。正直、途中で辞めていく人の方が多いのも事実だ。

よくある勘違い:資格取れば即高収入は嘘

ネットで「解体工事施工技士 稼げる」で検索すると、やたらポジティブな記事ばかり出てくる。「年収600万円も夢じゃない!」「需要増で引く手あまた!」みたいな。

嘘じゃないけど、全部の真実でもない。

まず、資格を取っただけで給料が爆上がりするわけじゃない。会社によっては資格手当が月1万〜3万円つくけど、それだけ。本当に稼げるようになるのは、資格+実務経験+マネジメント能力が揃ってから。

俺が知ってる範囲だと、解体工事施工技士を取ったばかりの人で、年収400万〜450万円くらいが相場。都市部ならもう少し高いけど、地方だと350万円台も珍しくない。

「需要が高い」ってのも、半分本当で半分誤解。

確かに、解体工事の需要は増えてる。老朽化した建物の解体、再開発、災害後の復旧工事。仕事は確かにある。でも、「資格持ってれば引く手あまた」ってわけじゃない。

企業が欲しいのは「資格持ち」じゃなくて「現場を回せる人」だ。資格だけ持っててペーパードライバーみたいな人は、正直使いにくい。実務経験がないと、面接でも厳しく見られる。

あと、スクールの広告で見る「独立して年収1000万円!」みたいな話。

これも嘘じゃないけど、超ハードル高い。独立するには、資格だけじゃなくて、営業力、現場管理能力、人脈、資金、全部必要。しかも最初の数年は赤字覚悟。「資格取ったらすぐ独立して大儲け」なんて甘い話はない。

もう一つ、未経験者が勘違いしやすいのが「資格があれば体力なくても大丈夫」って思い込み。

確かに、資格を持った技術者は現場監督的な立場になることが多い。でも、だからと言ってデスクワークだけってわけじゃない。現場を見て回るし、作業員と一緒に動くこともある。最低限の体力は絶対に必要だ。

50代、60代でも活躍してる人はいるけど、みんな長年現場で鍛えてきた人たち。未経験で体力に自信がない人が、いきなり解体現場に飛び込むのは、正直厳しい。

この資格で稼げる人、稼げない人

じゃあ、どんな人が解体工事施工技士を活かして稼げるのか。逆に、どんな人は向いてないのか。リアルな話をする。

稼げる人の特徴

体力と精神力がタフな人
解体現場は肉体労働。暑い、寒い、汚い、危険。この環境に耐えられる体力と、多少のことではへこたれないメンタルが必須。

コミュニケーション能力がある人
現場は人間関係がすべて。作業員、元請け業者、近隣住民、役所。色んな人と調整しながら仕事を進める。人と話すのが苦じゃない人は強い。

安全管理にマジで神経使える人
解体工事は事故が命取り。「まあ大丈夫だろう」って適当にやる人は、遅かれ早かれ事故を起こす。細かいことまで気を配れる人じゃないと、責任者は務まらない。

営業センスがある人
独立を視野に入れてる人なら、営業力は必須。仕事を取ってこれないと、どんなに技術があっても食えない。

向いてない人の特徴

デスクワーク志向の人
「資格取れば事務所で仕事できる」って思ってるなら、やめた方がいい。現場に出るのが基本。

潔癖症の人
解体現場は埃だらけ、汚れだらけ。綺麗好きすぎる人には地獄。

体力に自信がない人
「年齢関係ない」って言う人もいるけど、正直体力ないときつい。特に未経験から始めるなら、最低限の体力は必須。

人に指示されるのが苦手な人
最初は下っ端。年下の先輩にも指示される。プライドが高すぎる人は、ここで挫折する。

すぐに結果を求める人
資格取ってすぐ稼げるわけじゃない。3年、5年かけて積み上げていく覚悟がないと、途中で辞めることになる。

年齢について、リアルな話をすると、20代〜40代前半までなら未経験でもチャンスはある。ただし、40代後半以降になると、正直厳しくなる。体力的な問題もあるし、企業側も「育てるのに時間がかかる」と判断する。

ただ、これも絶対じゃない。俺の知り合いみたいに、45歳から始めて成功してる人もいる。要は、本人の覚悟と努力次第。

現実的な収入ライン、盛らずに書く

資格スクールのサイトには「年収600万円以上も可能!」とか書いてあるけど、現実はもっと地味だ。

未経験から解体業に入って、解体工事施工技士を取った場合の、リアルな年収推移を書く。あくまで俺が見聞きした範囲だから、参考程度に。

1年目(資格なし、作業員):年収300万〜350万円
まずは現場作業員として下積み。資格手当もないし、残業も少なめ。地方だと300万円切ることもある。

3年目(資格取得、主任技術者):年収400万〜500万円
資格を取って、現場の主任技術者になれば、資格手当と役職手当がつく。残業代も増えるので、400万円台後半はいける。都市部なら500万円超えも。

5年目(現場監督):年収500万〜600万円
複数の現場を管理できるようになると、さらに給料が上がる。ただし、責任も増えるし、労働時間も長くなる。

10年目(ベテラン、または独立):年収600万〜800万円
会社に残って管理職になるか、独立するか。独立すれば、うまくいけば年収1000万円超えも夢じゃないけど、リスクも高い。会社員なら、600万円台が現実的なライン。

地方と都市部の差も大きい。東京や大阪なら、同じ経験年数でも50万〜100万円は高い。逆に、地方だと需要が少ない分、給料も抑えめ。

副業について。

解体工事施工技士の資格を活かした副業は、正直難しい。現場仕事だから、土日に別の現場でバイト、みたいなのは体力的にキツい。ただ、独立して小規模な解体工事を請け負う、っていう形なら、副業から始める人もいる。

ただし、これも簡単じゃない。保険、機材、人員の手配、全部自分でやる必要がある。本業をやりながら副業で解体工事ってのは、現実的じゃないと思う。

未経験から取るなら、これが現実的なルート

「解体工事施工技士、取りたいけど、どうすればいいの?」って人に向けて、現実的なルートを説明する。

まず、受験資格がある。解体工事施工技士は誰でも受けられるわけじゃない。

1級解体工事施工技士の受験資格:
・大学卒業後3年以上の実務経験
・高校卒業後5年以上の実務経験
・その他学歴の場合は7年以上の実務経験

2級解体工事施工技士の受験資格:
・大学卒業後1年以上の実務経験
・高校卒業後3年以上の実務経験
・実務経験のみの場合は8年以上

つまり、完全未経験の人は、まず解体業の会社に就職して、実務経験を積む必要がある。

現実的なルートはこう。

ステップ1:解体業の会社に就職する(未経験OK)
まずは作業員として現場に入る。給料は安いけど、ここで実務経験を積む。

ステップ2:実務経験を積みながら勉強する
2級なら最短1年(大卒)、1級なら最短3年(大卒)で受験資格が得られる。その間に、独学または講習会で勉強する。

ステップ3:試験を受ける
試験は年1回。学科試験と実地試験がある。合格率は2級で40%前後、1級で30%前後。しっかり勉強すれば受かる。

ステップ4:資格取得後、キャリアアップ
資格を取ったら、主任技術者や現場監督として働く。給料アップと責任増のトレードオフ。

勉強期間の目安は、2級で3〜6ヶ月、1級で6ヶ月〜1年くらい。働きながらだと、平日は毎日1〜2時間、休日は3〜4時間の勉強が必要。

「働きながら取れるか?」って質問には、「取れるけど、キツい」って答える。

解体の仕事は体力使うから、仕事終わりに勉強する気力を保つのが大変。俺の知り合いも、何度か「もう無理」って言ってたけど、最終的には気合で乗り切ってた。

独学でも取れるけど、講習会に参加した方が効率的。全国解体工事業団体連合会が主催する講習会とかがある。費用は5万円前後。

それでも取るなら、後悔しない戦略

ここまで読んで、「それでも解体工事施工技士、取りたい」って思ってる人に、後悔しない戦略を伝える。

まず、取る順番。

いきなり1級を目指さず、まず2級から。2級を取って実務経験を積んでから、1級に挑戦する方が現実的。焦らず、段階を踏むこと。

次に、組み合わせると強い資格。

解体工事施工技士だけじゃなく、他の資格も持ってると市場価値が上がる。

・建築施工管理技士(1級・2級)
建築全般の知識があると、解体工事の提案力が上がる。

・土木施工管理技士(1級・2級)
土木系の解体工事にも対応できる。

・玉掛け技能講習、移動式クレーン運転士
現場で重機を扱えると、実務の幅が広がる。

・石綿作業主任者
アスベスト除去は解体工事の重要な要素。この資格があると重宝される。

就職・転職での使い方。

資格を取ったら、それを武器に転職するのもあり。今の会社で給料が上がらないなら、資格を活かして条件の良い会社に移る。

ただし、資格だけアピールしても弱い。「資格+実務経験〇年」「資格+〇〇の現場を担当」みたいに、具体的な実績とセットでアピールすること。

独立を考えてるなら、最低でも10年は現場で経験を積んでから。人脈、営業力、資金、全部必要。焦って独立して失敗する人も多い。

あと、これは個人的な意見だけど、「資格を取らない選択肢」も否定しない。

もしあなたが「解体業に興味があるけど、資格取るのはハードル高い」って思ってるなら、まずは作業員として働いてみるのもあり。資格なくても、ベテランの作業員は稼いでる。日給1万5千円〜2万円で、年収400万円以上稼いでる人もいる。

資格はあくまで「選択肢の一つ」。無理して取って後悔するくらいなら、自分に合った働き方を見つける方が大事。

まとめ:解体工事施工技士は魔法の資格じゃない、でも武器にはなる

長々と書いてきたけど、最後にまとめる。

解体工事施工技士は、稼げる資格か?

答えは「Yes」でもあり、「条件付き」でもある。

資格を取れば即高収入、なんて甘い話はない。体力、実務経験、コミュニケーション能力、安全管理意識。全部揃って初めて稼げるようになる。

未経験からだと、正直キツい。最初の1年は地獄を見る覚悟が必要。でも、その壁を乗り越えれば、確実にキャリアアップできる。

年齢も体力も、無視できない要素。40代後半以降、体力に自信がないなら、別の道を考えた方がいいかもしれない。

でも、だからと言って「諦めろ」って言いたいわけじゃない。

もしあなたが、体力に自信があって、人間関係の荒波にも耐えられて、安全管理に真剣に取り組める覚悟があるなら、解体工事施工技士は確実に武器になる。

需要は今後も続く。老朽化した建物は増える一方だし、再開発の波も止まらない。技術者不足も深刻。だからこそ、ちゃんとした技術と資格を持った人は、重宝される。

俺が一番伝えたいのは、「資格取れば人生バラ色」みたいな幻想は捨てろってこと。

資格はあくまでスタート地点。そこから先、どう実務経験を積んで、どう人間関係を築いて、どうキャリアを作っていくか。それ次第で、稼げるかどうかが決まる。

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